クララ株式会社 コンサルティング事業部– Author –
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発展する中国の高齢者向けヘルスケア産業(2021年)
【<概要>】 中国の人口構成比は、年々高齢化の一途をたどっている。国連人口部の統計によると、中国における60歳以上の人口比率は、2000年には初の10%超え、2002年には総人口に占める65歳以上の割合が7%を超え、高齢化社会へと突入した。 中国社会の高... -
北京発のスマートコンビニ「便利蜂」
【北京発のコンビニ「便利蜂」と日系コンビニの違い】 便利蜂は2017年に北京の中関村で生まれたスマートコンビニだ。創業から3年で中国全土の20都市に1,500店以上を出店し、猛烈な勢いで日系コンビニの後を追っている。2020年5月下旬には北京エリアにある5... -
2020年下半期 中国のインターネット利用状況(第47回 中国インターネット発展状況統計)
<本調査について> 中国インターネット発展状況統計(中国互聯網絡発展状況統計報告)は、中国政府が管轄する中国互聯網絡信息中心(CNNIC)が発行する調査レポートで、1997年より毎年1月と7月の年2回発表されている。 今回の調査期間は2020年12月31... -
スマホで完結!中国の新型フィットネスクラブ
【中国のフィットネスクラブの歴史と従来型フィットネスクラブの問題点】 中国のフィットネスクラブ市場の歴史はまだ浅く20年程度である。デロイト中国がまとめた「2019-2020中国フィットネスクラブ白書」によれば、中国で健康に対する意識が芽生え始めた... -
中国でニーズ高まる代替肉(植物肉)とは?
【<概要>】 中国には宗教や民族的な理由から肉、魚、卵、乳製品、五葷を食べない「素食」という文化があり、健康を目的に普段から素食を習慣としている人もいる。 近年は健康だけでなく、環境保護や動物愛護等の観点から素食が見直されており、なかでも... -
関心高まる食の安全、中国北京の「有機野菜」人気とは
【1. 食の安全を重視するようになった中国】 中国では食品の安全性に関するニュースがよく話題になる。過去に遡ってみると度々大きな事件が話題となっている。例えば、日本でも被害者が出た中国産冷凍餃子による薬物中毒事件(2007 年)、捏造だともいわれ... -
上海の小学生のオンライン学習事情
【1. 小学生は宿題がたくさん】 上海市の小学校の授業時間は、一般的に 8 時~15 時半までである。放課後は各科目の宿題をこなすために宿題専門の塾に直行する子供が少なくない。宿題の量としては各科目でプリント 1 枚程度だが、国語や英語などは指定さ... -
上海におけるシェアサイクルの現状(2021年)
【1. 上海で利用できるシェアサイクルは】 2021 年 1 月時点で、上海で利用できるシェアサイクルには、美団単車(Meituan)、ハローバイク(哈囉騎行、Hello Bike)、青桔単車(Didi Bike)の 3 種類がある。いずれも全国展開のシェアサイクルサービスで、それ... -
コスメ・化粧品市場が注目する北京のコスメショップ事情
【1. 化粧の習慣が始まったばかりの中国】 中国のコスメ・化粧品市場はこの 5 年間で急成長を遂げており、市場規模は 2014 年の 224.6 億元から 2019 年は 450.2 億元とほぼ 2 倍に拡大している。つい 10 年ほど前まで、学生はもちろん、仕事をする女性で... -
アリババの会員制倉庫型店「フーマーX メンバーストア」
【1. 新しくオープンした会員制倉庫型店舗、フーマーX とは?】 アリババ(阿里巴巴)グループが、「ニューリテール」を体現するスーパーとして「盒馬鮮生(フーマーフレッシュ)」を最初に出店したのは 2016 年のことだ。以来、フーマーフレッシュを全国展開... -
北京の四大コーヒーチェーンと人気カフェ
【1. 北京で人気の四大コーヒーチェーン】 現在、北京市で人気のある四大コーヒーチェーンと言えば、米スターバックス (Starbucks、中国名:星巴克)、英コスタコーヒー(COSTA COFFEE、中国名:咖世家)、 香港発のパシフィックコーヒー(Pacific Coffee、中... -
ニューリテールで変わる北京のスーパー
【1. ローカル系老舗スーパー「物美」の取り組み】 意外にも中国では、全国展開しているスーパーは少ない。そのため、各地域や省市にそれぞれ代表されるスーパーがあり、北京にはローカル系スーパーの「物美(WUMART)」 が非常に多い。物美の店舗の 7 割ほ... -
上海のコンビニにおけるセルフレジ導入状況
【1. 日系コンビニのセルフレジ導入状況】 日系コンビニエンスストアでは、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートが上海に進出している。今回、市内主要箇所にある店舗を複数リサーチしたところ、筆者のまわりでセルフレジが導入されていたのはファ... -
中国VOC規制、導入の背景と新規格の概要とは
【1. 12 月から揮発性有機化合物(VOC)規制スタート】 中国 VOC 規制の適用開始が 2020 年 12 月に迫っている。この規制は、国家標準化管理委員会が 2020 年 3 月 4 日に発表した製品の有害物質含有量に関する 7 件の国家強制標準規格(GB 規格)を指す。い... -
更に進化する中国のキャッシュレス決済
【1. 今ではすっかり現金を持ち歩かなくなった中国人】 中国でキャッシュレスが急激に進んだのは、2014 年~2015 年ごろだろうか。筆者は2014 年から上海に住んでいるが、周りの同僚を含め最初からキャッシュレスだったわけではなく、当時は現金も持って... -
タダで果物がもらえるゲーム「多多果園」とは
【1. 中国でブームが続く果物育成ゲーム】 中国で 2 年ほど前から徐々に人気を集めているのが、果物を育てるゲーム「多多果園」だ。果園とは果樹園のことを指す。運営しているのはゲーム会社ではなく、共同購入型 EC サイトの「拼多多(ピンドゥオドゥオ)... -
中国の Z 世代(95 後・00 後)が集める Blind Box(盲盒)
【1. Z 世代が買い集める BlindBox(盲盒)とは?】 中国では、1995 年以降に生まれた世代と 2000 年以降に生まれた世代をそれぞれ「95 後」、「00 後」と言い、彼らをまとめて「Z 世代」と呼ぶ。Z 世代の人口はおよそ 1 億 4,900 万人に上るが、彼らの購買... -
【2020年】中国ライブコマースの現状及び問題点
【1. 中国ライブコマース市場の現状】 ライブコマースとは、実店舗をインターネット上に移行させた EC サイトに、ライブ配信を融合した新しい販売手法です。視聴者が商品紹介のライブ動画を見ながら購入できる点はテレビショッピングと似ていますが、チャ... -
第45回 中国インターネット発展状況統計(抜粋・参考訳)
【1. インターネット利用者数】 2020 年 3 月末時点の中国のインターネット利用者数は 9.04 億人で、2018 年末に比べ 7,508 万人増加した。インターネット普及率は 64.5%で、2018 年末に比べて 4.9 ポイント上昇した。 またモバイルインターネット利用者数... -
中国の「暗号法」の概要と影響とは
【1. 暗号の定義】 (1) 本法の「暗号」とは、特定の変換方法を用いて情報等を暗号化して保護するか、またはセキュリティ認証を行う技術、製品、サービスを指すとした。(2 条) (2) 暗号は「核心暗号」、「普通暗号」、「商用暗号」に分類、管理するとして...