2021年上半期 中国のインターネット利用状況(第48回 中国インターネット発展状況統計)

<本調査について>

中国インターネット発展状況統計(中国互聯網絡発展状況統計報告)は、中国政府が管轄する中国互聯網絡信息中心(CNNIC)が発行する調査レポートで、1997年より毎年1月と7月の年2回発表されている。

今回の調査期間は2021年6月30日までで、全国の省・自治区・直轄市に定住する6歳以上の住民を対象に、コンピュータを用いた電話調査(CATI)およびオンライン調査を実施した。 なおこの調査の対象地域は中国大陸に限られており、特に記載がない限り香港、マカオ、台湾はデータに含まれていない。

1.インターネット利用者数

2021年6月末時点の中国のインターネット利用者数は10.11億人で、2020年12月時点に比べ2,175万人増加した。インターネット普及率は71.6%で、2020年12月末時点に比べて1.2ポイント上昇した。


 モバイルインターネット利用者数は10.07億人で、2020年12月末から2,092万人増加した。インターネット利用者全体に占める割合は99.6%となった。


インターネット利用者を居住地別にみると農村住民の割合は29.4%で、2.97億人となった。一方の都市部住民の割合は70.6%で、2020年12月末より3,404万人増えて6.80億人となった。

なお都市部と農村部のインターネット普及率は、それぞれ78.3%と59.2%で、農村部では2020年12月末より3.3ポイント上昇している。

2.インターネット利用者の特徴

2021年6月末時点のインターネット利用者の男女比率は51.2:48.8で、全人口の男女比率とほぼ一致している。


インターネット利用者の年齢構成では、30-39歳が20.3%を占めており全体の中で最も多かった。40-49歳と20-29歳はそれぞれ18.7%と17.4%を占めており、他の年齢層に比べ高くなっている。

3.インターネット接続の状況

携帯電話・スマートフォンからのインターネット利用率は、99.6%に達した。デスクトップパソコン、ノートパソコン、テレビ、タブレットからの利用はそれぞれ34.6%、30.8%、25.6%、24.9%だった。

インターネットの1週間の平均利用時間は26.9時間で、2020年12月末より0.7時間増加した。

4.各種インターネットサービスの利用状況

2021年上半期の中国の個人向けインターネットサービスの利用率は、引き続き安定した成長を続けている。このうちデリバリー、オンライン医療、リモートワークの利用者数は増加が顕著で、成長率はいずれも10%を超えている。

またインターネット基本サービスでは、検索エンジン、ニュースの利用者が2020年12月に比べてそれぞれ3.3%と2.3%増加している。ビジネス類サービスでは、旅行予約、ショッピングの利用者数が2020年12月に比べてそれぞれ7.0%お3.8%増加した。娯楽類サービスでは、ライブ配信と音楽の利用者数が2020年12月に比べて3%以上いずれも増加している。

年齢別では、20-29歳の利用者では音楽、動画、ライブ配信などのサービスの利用率が他の年齢層に比べて高く、それぞれ84.1%、97.0%、73.5%となっている。30-39歳の利用者では、ニュースの利用率が最も高く83.4%に上った。10-19歳の利用者では、オンライン教育の利用率が最も高く、48.5%だった。

「第48次中国互聯網絡発展状況統計報告」(中国語、全文)
http://www.cnnic.cn/hlwfzyj/hlwxzbg/hlwtjbg/202109/P020210915523670981527.pdf

●本レポートに含まれる情報は、中国互聯網絡信息中心発行の「第48次中国互聯網絡発展状況統計報告」(2021年9月)をクララオンラインが一部抜粋し、理解を助ける参考訳としてご案内するものです。詳細は必ず原文でご確認ください。 
中国互聯網絡信息中心 http://cnnic.com.cn

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