第 40 回 中国インターネット発展状況統計

目次

1. インターネット利用者数

2017 年 6 月末時点の中国のインターネット利用者数は 7.51 億人で、前年末に比べ1,992 万人増加した。インターネット普及率は 54.3%で、前年末に比べて 1.1 ポイント上昇した。

またモバイルインターネット利用者数は 7.24 億人で、前年末から 2,830 万人増加した。インターネット利用者全体に占める割合は、前年末の 95.1%から 96.3%に上昇している。

インターネット利用者を居住地別にみると農村住民の割合は 26.7%で、2.01 億人となった。一方の都市部住民の割合は 73.3%で、前年末より 1,988 万人増えて 5.50 億人となった。なお農村部と都市部のインターネット普及率は、それぞれ 34.0%と 69.4%となっている。

2. インターネット利用者の特徴

2017 年 6 月末時点のインターネット利用者の男女比率は 52.4:47.6 だった。同時期の全国の人口男女比は 51.2:48.8 で、インターネット利用者の男女比率とほぼ一致している傾向に変化はない。

インターネット利用者の年齢構成では、10-39 歳が全体の 72.1%を占めており、このうち 20-29 歳が最も多い 29.7%となっている。10-19 歳、30-39 歳の割合はそれぞれ19.4%と 23.0%だった。前年末に比べて 40 歳以上の中高年層で 1.7 ポイント増加しており、引き続き中高年層を中心にインターネット利用者が増加している。

学歴別では、中学程度の利用者が依然として最も多く、中学と高校・高専・技術専門学校の割合はそれぞれ 37.9%と 25.5%だった。前年末と比べてインターネット利用者の学歴構成に大きな変化はない。

職業別では、学生が依然として最も多い 24.8%を占め、自由業者(個人事業者を含む)が 20.9%、会社員があわせて 15.1%と続いた。

月収別では 2,001-3,000 元と 3,001-5,000 元の層が、それぞれ 15.8%と 22.9%で最も多かった。前年末に比べ 5,000 元以上の利用者が占める割合は 2.1 ポイント上昇した。

3. インターネット接続方法

2017 年上半期は、携帯電話やテレビを使ったインターネット利用者がわずかに増加した。特に携帯電話からのインターネット利用者は前年末から 1.2 ポイント上昇して96.3%に達した。またスマートテレビが家庭用インターネット接続機器としての役割を担うようになり、利用者は前年末から 1.7 ポイント増の 26.7%となった。

インターネットを利用する場所は自宅が最も多い 85.9%で、前年末より 1.7 ポイント減少した。なお、利用者 1 人当たりの 1 週間の平均利用時間は 26.5 時間となっている。

4. 各種インターネットサービスの利用状況

2017 年上半期は、いずれのサービスも利用者が増加している。特にデリバリー注文とネット理財の成長率はそれぞれ 41.6%と 27.5%だった。ネットショッピングも 10.2%の伸びとなっている。モバイル向けサービスではデリバリー注文と教育サービスの成長率が著しく、それぞれ 41.4%と 22.4%の伸びをみせた。

インスタントメッセージ、検索エンジン、ニュースといった基本的なインターネットサービスは成熟し、利用者数も安定している。ショッピング、デリバリー注文、旅行予約の成長率は、それぞれ 10.2%、41.6%、11.5%と引き続き高い伸びとなった。また教育サービス、タクシー予約、ハイヤー予約、シェアサイクルといったサービスの市場が急成長しており、利用者も増加している。

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