2015年– date –
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中国の消費者金融業の成長と日系企業の参入
【1. 中国の個人向け融資・各種ローン市場概況】 中国の個人向け融資サービスの歴史は浅く、本格的に始まったのは 1990 年代だ。当時の中国はアジア金融危機の影響を受けており、内需回復の刺激策の一つとして一部の融資サービスが解禁された。その後も経... -
中国の映像コンテンツ市場の現状と周辺サービス
【1. テレビドラマ市場は制作費の高騰で赤字に】 中国国内の映像制作会社は数千社に上り、ドラマを制作する会社だけでも 5,000 社を超える。大手制作会社として知られるのは、中央電視台、中影集団、華誼兄弟、海潤影視、華策影視、光線伝媒、博納影業、楽... -
今さら聞けない「アジアインフラ投資銀行」の基礎知識
【1. 「アジアインフラ投資銀行」とは】 アジアインフラ投資銀行(亚洲基础设施投资银行、Asian Infrastructure Investment Bank、AIIB)は、アジア太平洋地域のインフラ整備を支援する国際金融機関で、2013 年 10 月に中国の習近平国家主席が創設を提唱した... -
中国における法人契約の携帯電話、持者の実名登録が必要に
【1. 社用携帯に突然の通知】 北京市内では、会社名義で契約した中国聯通の携帯電話宛に、携帯電話を所持する社員個人の実名登録を求める SMS(ショートメッセージ)が届いている。おおよその内容は、「会社名義の携帯電話であっても使用者個人の実名を登録... -
中国における楽曲権利保護の現状と輸出手続き
【1. すでに動画コンテンツの海賊版対策では一定の成果】 中国では長らくコピー商品や海賊版コンテンツが横行していたが、近年は当局が取り締まりに本腰を上げたこともあり、ずいぶん状況は改善されてきている。特に昨年あたりから始まった海外コンテンツ... -
中国で拡大するオンライン英語学習市場
【1. 英語ができれば人生が変わる中国】 中国の英語学習熱が一層の高まりをみせている。2014 年時点の中国の英語学習者は4 億人を超えており、総人口の 3 分の 1 にあたる(北京晩報調べ)。現在は都市部で小学1 年生から、地方ではおおむね小学 3 年生から... -
中国におけるコンタクトレンズのネット販売状況
【1. 医療機器として厳しく管理】 中国でコンタクトレンズは第三類医療機器に定められており、販売にあたっては2004 年に定められた「医療器械経営企業許可証管理弁法」に基づいて、「医療器械経営企業許可証」を取得する必要がある。これは店頭で販売する...
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